Gregory Triconi 60

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Macpac AmpLight45に特に不満もなく愛用している訳だが
それにご不満なのがこちらの55リットル級のでかザックを背負った妻。

AmpLightを背負うぼく。

小さすぎるらしい。

カタログ値で10リットルの差はあるが、
マチの広さや外付けポケットの収容量の多さから見た目以上に入るザックなんだが、
一緒に行く時はでかいのを背負って欲しいらしい。

今のザックだと重量差は3〜4キロぐらいか。
テントと火器と食料はぼくが持つのだが、
スケッチブックとか身の回りの品で妻のザックはいつもパンパンになってしまう。

せめて60リットルを担いでくれない?
UL系ではなく20キロ以上の重量に耐えられるもので。

ならこれではどうか?

60リットル級のザックでまず思い浮かんだのがOsprey aether60とMacpac Cascade 65だったが
体にフィットせずたどり着いたのがGregory Triconi 60 。

担ぐと言うより着ると表現する同社のパック。
担ぐのは初めてだったがそのフィット感には思わず笑みが漏れた。

ボトムのマチは狭い目でトップに向かって腰より高めの位置に多くが詰まる感じだ。

その重量を厚みのあるウエストベルトで腰に落とす。
そして3D構造のショルダーベルトが体に沿って肩から胸にかけて重量を分散する。

細かい所にも気が回っていてサイドには歩きながら取り出せる水筒入れが。

フロントのバンジーコードループは樹脂入りなのか強度がある。

アックスループのベロクロは摘み易い様に切り込みが入っている。

アクセスポイントはトップ、フロント、ボトムの3カ所。

自重は2.5キロとアンプライトより約1キロも重いが、
アンプライトにはない安心感はある。

ハイドレーションのパッキングでかなりストレスがあったがトリコニには余裕がある。
サイドの水筒入れを使うとハイドレーションなしでも行ける。

破れそうにない。
アンプライトは既に何カ所か破れている。
その破れをリペアするのもファースト&ライトのUL系ザックを使う楽しみのひとつではあるが。

がっつり担げるので食事のレパートリーが増えそう。
レトルト、フリーズドライでなく調理系食事はやはり美味いし、楽しい。

アンプライトは今後も日程が限られた時のファースト&ライトスタイルで行く時に活躍させる予定。

トリコニさん、甲斐駒辺りでデビューの予定が今の所なんだかんだで先になりそう。