尾道、瞼に残るは斜光に輝く町

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12月に入り、
今年のイベントは残すところ
ライブと餅つきのみかと思うと
少し寂しくて
尾道行ってきました。

尾道と言えばラーメンと
高台から見下ろす瀬戸内の風景しか
イメージがなかったけど
行ってみてびっくり、
絵になる風景がそこかしこにあり
大興奮の日帰り旅行になりました。

4時半に起きて出発して
朝陽が昇ると同時に尾道着。
駅から出ると海からは眩しい光が。

早速商店街を歩いてみた。
両脇に何本もある路地が面白い。
海側を見るとまだ薄暗い路地の先に
海面がきらきら輝いて見える。
山側を見ると線路と斜面に建てられた家々が
やはり薄暗い路地の先に輝いている。

路地を覗く度に違う風景が見えて
眠気が一気に覚めて興奮状態に。
尾道、面白いぞ。

平地より一段高い所を線路が通っていて
目線より高い所に遮断機があるのが面白い。
電車が来るのを待って何枚か撮ったが
ここだけで何時間も写真を撮っていられそうだった。

町を登った千光寺から見る尾道は
太陽の光が海面に反射し、
更に雲ひとつない快晴だったので
目に眩しかった。

昼時、
下の方からいいにおいが漂ってきた。
においに誘われる様に町を下ると
初めて食べるラーメンの味に感動。

再び町を登ると
斜面の中で曲がりくねった路地に大興奮。

魅力的な古民家が多数あり、
背景には
見上げれば更に古民家が、
見下ろせば瀬戸内の風景が見える。

景色は数メートル進むごとに表情を変え、
立ち止まってぐるりと見回すだけで光の当たり方が変わり、
様々な顔を見せてくれる。

なんだかお洒落なカフェもあちこちにあり
日が暮れるまでたっぷり楽しんでしまった。

朝早く行って天気がよかったせいもあるだろうが
町には常に斜めに光が当たっていて
全てが眩しくきらきらと輝いていた。
光と影のコントラストが古民家とよく育った植物
をひき立てていた。

閑散期のためか観光客は少なかった。
ゆっくり写真が撮れてよかったけど。

もう少し頑張れば
麗江のような町にもなれるんだろうけど
色々と地元の事情もあるようで難しいみたいだ。

なんか今でも目に眩しさが残っている。
高知もそうだったけど眩しい町って心に残る。

絞りきれず大量の写真になりましたが
お楽しみください。
順序は撮影時系列順です。