まるで映画を観ているような。

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ワールドカップサッカー、前評判を覆し、なかなか楽しませてもらった。遠い南アフリカの地でチーム一丸となってプレイし、最後は涙に暮れたが、共有された時間は大切な時間として一生忘れられないものになるだろう。なんだか彼らがうらやましくもあった。今年はまだJリーグを観に行ってないので、これは観に行かないとねと思ったのが長谷部の言葉。森本が観たかったが残念。松井がかっこよかった。

今回サッカーを立て続けに何試合も観て思った。サッカーを観るって映画を観てるみたいだって。

90分という決まった時間の中で、選手の喜怒哀楽、奇跡の逆転、魅惑的なテクニック、幻のゴールなどなど、シナリオの決まっていない物語が進行していく。だから試合が始まる前、今日の試合は何が起こるのだろうかとわくわくする。11人の個性的な演者がいて、それぞれが濃密に深く関わり合って試合を進めるのもサッカーの魅力のひとつかもしれない。